Latest Entries
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
座談会
自分の作品のキャラクターと座談会を開くという習わしが小説には存在する。
現実の存在である作者と実在しないキャラクターの会話という、
まったくもって合わせ鏡のような気味の悪い試みではあるが、
不思議な魅力を持ち合わせているのも確か。
そこで。
自分の腹肉と会話しようという腹づもりの葉原鉄という男がいるのである。
葉「どうもこんばんは。ちんけな小説を書いております葉原鉄です」
肉「イィィィィィーハァァァァァー! どうもオマエの腹肉です。チン毛な小説ってなに言ってんだテメェ」
葉「下品な物言いはやめてくださいよ……僕はこれでも小学校の頃にピアノと習字のお稽古をしていたぐらいのお坊ちゃん育ちなんですよ。せめて陰毛って言って下さい」
肉「in毛って書くと毛沢東に挿入してるみたいだけどいいの?」
葉「あまりに下品すぎて立ちくらみを覚えました。こんなのが僕のお腹の肉だなんてショックだなぁ……」
肉「うんこ」
葉「うわっ超下品」
肉「俺という存在は畢竟するに貴様という人物のもっとも薄汚れた部分が如実に顕れたもの、貴様の怠惰な心の象徴なんだよ。貴様という人物は心の隅々にまで贅肉が付いているってことなんだよ。うんこ」
葉「ようやくマトモに会話できそうですね。でも最後にうんこって言ったなテメェ」
肉「自分の生活に何の後ろめたさも感じないならそれもいいさ。だが貴様は気づいているはずだ」
葉「……………………」
肉「おまえの入ったあとのトイレめちゃくせぇ」
葉「不摂生の賜物ですね。でも僕の心と体は一見すれば贅沢と飽食を尽くした者の醜く肥えた姿に見えるかもしれない」
肉「うむ」
葉「でも、だからこそ君という肉とこうやって会話できるんじゃないかな」
肉「は、葉原鉄……」
葉「腹肉……」
二人は結婚しました。
もはや何者も葉原鉄と腹肉を引き裂くことはできないでしょう。
おめでとう葉原鉄と腹肉。
現実の存在である作者と実在しないキャラクターの会話という、
まったくもって合わせ鏡のような気味の悪い試みではあるが、
不思議な魅力を持ち合わせているのも確か。
そこで。
自分の腹肉と会話しようという腹づもりの葉原鉄という男がいるのである。
葉「どうもこんばんは。ちんけな小説を書いております葉原鉄です」
肉「イィィィィィーハァァァァァー! どうもオマエの腹肉です。チン毛な小説ってなに言ってんだテメェ」
葉「下品な物言いはやめてくださいよ……僕はこれでも小学校の頃にピアノと習字のお稽古をしていたぐらいのお坊ちゃん育ちなんですよ。せめて陰毛って言って下さい」
肉「in毛って書くと毛沢東に挿入してるみたいだけどいいの?」
葉「あまりに下品すぎて立ちくらみを覚えました。こんなのが僕のお腹の肉だなんてショックだなぁ……」
肉「うんこ」
葉「うわっ超下品」
肉「俺という存在は畢竟するに貴様という人物のもっとも薄汚れた部分が如実に顕れたもの、貴様の怠惰な心の象徴なんだよ。貴様という人物は心の隅々にまで贅肉が付いているってことなんだよ。うんこ」
葉「ようやくマトモに会話できそうですね。でも最後にうんこって言ったなテメェ」
肉「自分の生活に何の後ろめたさも感じないならそれもいいさ。だが貴様は気づいているはずだ」
葉「……………………」
肉「おまえの入ったあとのトイレめちゃくせぇ」
葉「不摂生の賜物ですね。でも僕の心と体は一見すれば贅沢と飽食を尽くした者の醜く肥えた姿に見えるかもしれない」
肉「うむ」
葉「でも、だからこそ君という肉とこうやって会話できるんじゃないかな」
肉「は、葉原鉄……」
葉「腹肉……」
二人は結婚しました。
もはや何者も葉原鉄と腹肉を引き裂くことはできないでしょう。
おめでとう葉原鉄と腹肉。
コメント
さっき鏡を見たらいい感じに丸くなってた。
これはもう五十代でも通用する腹肉だね。
これはもう五十代でも通用する腹肉だね。
コメントの投稿
トラックバック
http://ogiso.blog.2nt.com/tb.php/112-e7d0f49d
おれも大学入ってからおなかの肉がやばいです